
今回は昨年末に発売された、shinboku3周年記念特別モデルの、名刺ケース「Enishi」のご紹介になります。昨年6月、大榮木工が運営するshinbokuは、デビュー3周年を迎えました。あっという間の3周年。といっても、構想を始めた頃から数えると、すでに10年が経過しました。
10年前、会社で組子細工を始めた頃は、専門部署も担当者もいませんでしたが、外部の協力を得てプロジェクトを立ち上げ、2年後に専門職を1名採用することができました。それが今では事務方、製造含めて9名のスタッフで運営しています。
ここまで成長できたのは、ご支援、ご贔屓にしてくださっている皆様のお陰と、日頃より心から感謝しております。そして、文句いいながらも、いつも根気強く最後まで頑張ってついてきてくれている従業員の協力あってこそのもの、、、そんなこんなの、3周年記念モデルになります。
shinbokuとは
ここで改めて、shinbokuについて簡単にご説明すると、shinbokuは、木製建具の専門メーカーである大榮木工が運営する、組子細工などの繊細な木工品のブランドです。「和の美で人と人の心を繋ぐ」をコンセプトに、かつて東洋一の木の都と謳われた「木都能代」から、日本全国、そして世界に向けて、製品や情報を.発信しています。
また組子細工の組立てキット(一般販売は終了)を活用したワークショップを、小中高校や大学、その他諸々のイベントに参加して開催してきました。

デビューは、大丸百貨店東京店の5Fで、2022年に開催された「明日見世」のPOPUPストアでした。正直、物自体はほとんど売れませんでしたが、まだ何のノウハウもない時代に、大丸の皆様に手厚くサポートしていただきながら、二日間のワークショップの日程を、無事に終えることができたのは、本当に良い経験、思い出になりました。


他方、地元では、地道に学校やイベントでのWS開催を重ね、クルーザーで秋田に来航した、海外の観光客の方向けにもワークショップを開催しました。現在では、他社様開催の組子体験会にも、当社キットをご提供しています。


3周年記念モデルについて
この度、3周年記念モデルとして発売されたのは、デビュー当時から現在まで、お客様にもっとも支持され、売れ続けているブランドの看板商品、名刺ケース「Enishi」の特別限定品になります。主な特徴は以下のようになっています。

【カバザクラ×天然秋田杉】↑写真左
秋田県産のカバザクラ(マカバ)と、天然秋田杉の上品な赤身がマッチした、気品を感じる一品です。レギュラー商品のカバザクラ×秋田杉も、秋田美人のように色白で、上品な仕上がりが人気ですが、こちらは天然秋田杉ならではの、美しい緻密な柾目の存在感が一段と際立っています。その柾目をV字に貼り合わせた職人泣かせのデザイン。今回当社一押しのモデルです。

杉材を使うと、どうしても素朴なイメージが先行しがちですが、当社では、杉材の長所である直線的なラインの美しさを最大限に引き出すようにデザインしています。

【ウォールナット×神代杉】
お馴染みの、北米産高級材のウォールナットと、鳥海山麓から掘り出された神代杉を贅沢にあしらった限定品ならではの贅沢な一品。
神代杉とは、火山の噴火や、地震で地中に埋没した、杉の埋もれ木のことです。数百年間も土の中で自然に染め上げられた、透明感のある美しいグレーカラーが特徴です。道路工事などで、偶然発見されなければ、市場には出てきません。神代杉は、あるホテルのプロジェクトで、昨年大量に使ったため、今回で当社の在庫が尽きる見込みです。次の入荷は、何年後になるか分かりませんので、この機会にぜひお買い求めください。

その他の特徴
特別限定品として、ロゴの下に Limited Edition の刻印が、ごく控えめに、入ります。名刺を入れると見えなくなってしまうところではありますが、皆様の良きご縁の始まりを祈り、後ろから一枚一枚の名刺の旅立ちを見守っています。
メンテナンスについて
普段からアナウンスしておりますが、お手入れは特に必要ありません。汚れがついた場合は、乾いた柔らかい布で軽く拭いてください。それでも落ちない汚れや、落下による破損等(※)については、いつでも永久に無償で修理を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
結びに
これまでの3年間の、皆様の温かいご支援に、心より感謝申し上げます。まだ未熟な点も多々ございますが、「銘木、一日にして成らず」の言葉を胸に刻み、時代を超えてお客様に愛される製品づくりを目指し、これからも精進してまいります。今後とも、shinbokuと大榮木工への、変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

