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能登 一志

熊騒動と日本の黄昏④

熊騒動と日本の黄昏④

熊に翻弄された2025年の秋田県。
我が家では、 ついに自警団が結成され、 熊が目撃されれば、 ただちに駆除部隊が出動して熊刺しパーティの始まり(前話参照)。 かわいそうなゴンタくん、 、 、

黄昏の旅人

さて、前回のお話の後日談、というわけではありませんが、栗原で熊刺しを頂いた5年後に結婚した私の奥さんの出身地は、偶然にも岩手県一関市でした。初めて行ったときは、もともと縁のない場所だし、今後ここまで来ることはそうそうないだろうなぁ、、と思っていたのに、それから数年後には、毎年通うことになるとは夢にも思わなんだ、、、思えば、2017年が自分の人生のターニングポイントでした。

2017年が自分の人生のターニングポイントでした

でも一関まで行っても、そこからさらに栗原まで足を伸ばそう、とはならず、結婚して2年過ぎたあたりで、やっとその気になって電話したら、保健所の指導が厳しくて、もう生肉は出せなくなったとお母さんが云ってました。あの時食べた熊刺しは、自分にとって一期一会の一皿だったということです。

前回の記事を読んで、行ってみよう!と思ってくださった方には申し訳ありませんが、熊蕎麦も美味しいので、機会があれば、マタギの味を堪能しに足を運んでください。行こうと思った時が行き時。会いたいと思った時が会い時。人生は、2度と出会えない景色ばかりです。

こってり熊そばミョウガと舞茸入り ¥2,500
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熊に翻弄された2025年が、もう時期終わろうとしています。来年以降もこの問題は続いていくと思いますが、せいぜい食われるより、食う側でいたいものです。しかし、この地が人間だけのものではない以上、食われることもあるかもしれません。

今年の熊をめぐる様々な出来事は、40年前からの記憶を呼び起こし、自分が何を失い、何を得て、そしてこの先誰と、どこを目指して進みたいのか、考えるきっかけをくれました。今後も人口減少は加速していくでしょうが、この文明の衰退期の中で、たくましく生きていかなければなりません。

2026年は、今まで以上に余計なことには関わらず、世に求められる自分たちの技を磨くことに集中し、仲間を集め、真に未来に残していくべき木工技術を担う集団へと、会社を成長させていきいます。

皆で協力して、真のハッピーエンドを目指します!
皆で協力して、真のハッピーエンドを目指します!
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能登 一志

能登 一志

社長

株式会社大榮木工の代表の能登です。
三代目の視点で、自社の過去と未来の物語をお伝えします。
また自社製品や職人たちのこと、故郷の風景、不思議スポットの紹介がメインになります。よろしくお願いいたします。

  1. 熊騒動と日本の黄昏④

  2. 熊騒動と日本の黄昏③

  3. 熊騒動と日本の黄昏②

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